こんにちは、シシ丸です。
クロスバイク、エスケープR3に乗り始めて、まったく運動しない生活と比べれば程よく汗をかいて有酸素運動できている気はするものの、味覚の秋という季節柄プラスマイナスゼロな気がしています笑 どんどん寒くなり自転車に乗ることが億劫になりそうな気配を感じるので、モチベーションを保つべく早速エスケープR3のカスタムに挑戦してみました。ポジションを変えるとお尻痛が軽減されるのかという検証がてら。
今回のカスタム内容は以下の通り。
使用工具はたったのふたつ
- アーレンキーセット
- パイプカッター

SK11 パイプカッター 切断能力 4~32mm PC-32
- 出版社/メーカー: SK11(エスケー11)
- メディア: Tools & Hardware
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ステム逆付
ステムとは、フロントフォークとハンドルを繋ぐ部品。角度がついている部品なので、逆に付ければ角度が反対方向へ向くため、ハンドルの高さを変えることができます。さらにスぺーサーを取り付ける位置によっても高さを調整できます。今回は乗り始めた当初から、上体が起き気味でお尻へ体重が掛かりすぎているのではという仮説からハンドルの高さを下げてみたいと思います。
純正状態はこちら。
なんてことはない、吊るしの状態。
まずはアーレンキーでトップキャップを外します。
つぎに、ステムの左右にあるフロントフォークと固定しているボルトを緩めると、ステムが外れます。ぼくは今回、他にグリップ交換とハンドルカットを同時に行ったり、どうなっているのかと変な興味があったため勉強の意味もありハンドル回りの部品を全て外してしまいました。ステム逆付やスペーサーによる高さ調整のみを行う場合などは、必要なボルトだけ外してやればOKです。
純正位置
ステム逆付、スペーサーで20mmほど下げた状態
計算や測定をしていないので正確にはわかりませんが、30~40mmくらいはハンドル位置が下がっているような感じです。
ハンドルカット
パイプカッターを使用しハンドルを左右30mmずつカットしました。
パイプカッターがあれば、特に難しい作業ではありません。力もいらずハンドルをカットすることができました。ただカット後の切断面はバリがでてしまい、鋭利な状態になっているので素手で触ると危険な状態になります。軍手や作業用のグローブ等を使用しての作業をお勧めします。切断面の処理はヤスリ等を使用して滑らかにしましょう。
もろもろハンドル周りがキマッてきたら元に戻していきます。
ぼくの作業上の注意点としては、トップキャップのナットから締めること。でないとフロントフォークにガタがでます。これは車体を転がしながらフロントブレーキをかけることで確認できます。ただしこのナットは締めすぎると破損の原因となるようなので、締めすぎには注意が必要です。車体を転がしながらフロントブレーキをかけ、ガタがでなくなったところらへんがたぶん正解。あとはタイヤとハンドルが直角になるように調整して、ステムの左右にあるフロントフォークと固定しているボルトを締めます。
グリップ交換
グリップは人間工学に基づくなんちゃらとか、いろいろ良さそうなものもあったのですが、今回は試験的に数百円の代物です笑
エスケープR3のブラックトーンはケーブルカバーがホワイトなので、それに合わせてアクセントカラーがホワイトのものにしました。純正グリップは、グリグリすれば外せますが、不要ならカッター等でカットしてしまったほうが早く外せると思います。
サドル交換
エスケープR3の純正サドルはちょっと「ボテッ」とした印象です。その分クッション性は良いのですが、ビアンキのローマシリーズなどは最初から「シュッ」としたサドルがついています。このスマートな感じがカッコいいんですよね。ボテッとしたものはクッション性という意味ではアドバンテージはありそうですが、ハンドルポジションの変更で純正より前傾姿勢にするため、お尻への負担は軽減される(だろう)からクッション的には固そうなシュッとしたサドルにしても大丈夫(だろう)と、見た目重視で変更しました。交換したのは、「アサヒサイクルavantriggerスポーツサドル」VERO製です。ガチガチのスポーツサドルというよりは、スポーティなサドルといった感じ。クロスバイク向きでシュッとしたやつ。
純正シートポストならボルト1本で交換できます。
全体像
純正状態と比較するとハンドル位置とサドル位置が同じくらいの高さになりました。試乗した感じでも以前よりも前傾姿勢になり、グリップへの体重の掛かり方が増えたような印象です。サドルのクッションは固くなりましたが、細身にもなったのでこちらもお尻への体重の掛かり方が変わった印象。しばらくはこの状態で様子を見たいと思います。