こんにちは、シシ丸です。
今日はスピマスプロについてです。
最初におことわりしますが、多くは語りません(語れません)。この時計に関しては、すでに先人方がたくさんいらっしゃいます。ぼくのような広く浅い人間がこの時計を語るには、恐れ多いのです。
というわけで簡単に。
唯一無二の「ムーンウォッチ」
OMEGA SPEEDMASTER MOONWATCH
PROFESSIONAL CHRONOGRAPH Ref.3570.50.00
半世紀という長い年月の間、1969年7月の人類初の月面着陸の瞬間や1965年3月以降のNASAによるすべての有人宇宙ミッションなど、身体の耐久力そして人間の勇気の限界を試す、多くの重要な瞬間にはいつも「スピードマスター」がありました。
オメガHPより
裏蓋
「FLIGHT-QUALIFIED BY NASA FOR ALL MANNED SPACE MISSIONS – THE FIRST WATCH WORN ON THE MOON」
「NASAの全ての有人宇宙飛行のミッション資格を受け、月に最初に行った時計」だと刻まれています。NASAに採用されて以降、プロフェッショナルの文字が入り、月面着陸を果たしたことでムーンウォッチと呼ばれるようになりました。
もうお腹いっぱいですね笑
唯一無二の存在です。
男心をくすぐるストーリー、多くのファンを魅了する時計です。
ぼくもずっと憧れてきました。
やっとのことで、2013年に新品で購入しました。購入時はムーブメントが手巻きなので、オートマチックモデルの3510.50と少しだけ迷いました。たしか3510.50のが安かったし。でも3570.50にして良かったです。むしろ手巻きだからこその愛着の湧き方があると思います。この時計は、一生使い続けると思います。
強化プラスチック風防の魅力
様々な魅力がある時計ですが、ぼくはひとつひとつの魅力を掘り下げられるほど詳しくはないので、あえてニッチな魅力を紹介しようと思います。ぼくは、強化プラスチック風防が大好きです。センターに小さくΩの刻印があるのがもうなんか、ニクい笑(見にくい写真ですいません) もちろんプラスチックなので、キズがつきやすいとかはありますが、全然構わない。キズが気になるような方にはお勧めできません。
この風防は、プラスチックならではの丸みを帯び、ラウンドした形状です。ぼくはこの形状がネオクラシックな雰囲気、オーラを出しているとさえ感じます。たぶんこの先、風防は小傷が増えていき透明感に変化がでてくる。そしたら磨いて小傷を消して透明感を復活させることもできるだろうし、消えない傷が入ってしまったら交換もできる。もしくはそのままくすんだ風防で使うとなれば、どこかヴィンテージ感が漂ってくるかも知れません。他にもベルトの交換など、使っていくうちに色々な選択肢ができる時計でもあります。
コーディネートの強い味方
スピマスプロ単体でのカッコよさに加え、コイツのおかげで、どんなコーディネートも様になります。スーツでもラフな格好でもOK。主役にもなれるし脇役にもなれる。割とどんなファッションでも合ってしまう。極端な例を挙げれば、全身ファストファッションコーデでも腕からスピマスプロが覗くと「おっ!」となる。ぼくからすると高級時計ですが、嫌味な感じはまったくない。個人的には、スピマスプロは使い倒すような使い方がカッコいいと思っています。ジーンズ+Tシャツ+スピマスプロ=最高。
もしお金に余裕があれば、ボロい中古を探してカスタムしてみたいとか妄想もありますが、そうなるとオーバーホールにもお金かかるだろうし…夢のような話です笑
現在は後継モデルとしてRef.311.30.42.30.01.005という新型が出ています。値上げとともに箱が豪華になったり付属品がついたりしているようです。中身はほぼRef.3570.50.00と変わりないみたい。